教育グッズ


この取り組みは、特別支援学校の依頼を受けて、BDアダプタの製作研修用に改良したものです。

特別支援学校の研修会資料見本

改良BDアダプタ 改良プッシュライトスイッチ 改良プッシュライトスイッチB型 スマートタッチセンサー


改良BDアダプタ     ↑トップ↑

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【製作物の概要】
 電池で動作する機器を外部のスイッチから操作できるようにするために、電池ボックスの極板間に差し込んで利用する。

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 ※断面積の細い通信ケーブルを利用していますので、直流6V以下、100mA以下での使用に限定すること。
   (例)1モータの小さなおもちゃ、4個までの電池式LEDランプ
 ※交流や、電圧/電流の大きなものに使用すると発熱・発火の危険性がありますので使用しないこと。

【既製品との違い】
 ○銅線接続部を構造上壊れにくく改良しています。
 ○簡単に作れるように、製作方法を工夫しています。
 ○電池ボックスから抜けにくいように、製作方法を工夫しています。

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【材料】
 ○銅板
 ○イヤホン延長コード
 ○コンタクトピン
 ○両面テープ
 ○はんだ
 ○熱収縮チューブ

【製作に必要な工具】
 ニッパ、ラジオペンチ、はんだごて、はさみ(銅板切断用の古くて切れなくなってもよいもの、回路計

【製作手順】

(1)イヤホン延長コード
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@コードをニッパで半分(どちらかが長くても可)に切断する。

A端の部分の被覆を20mmほど剥き、中の細い線を出す。

B細い線を色別に3種類(銅、赤、緑)に分ける
 ※赤色の線は、今回は使用しません。

C銅色と緑色の線の先端をねじっておきます。


(2)BDアダプタの製作過程
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@銅板をはさみで切り離し、形を整え、はんだ付けする。
  ※長さを18mmと14mmにします。
  ※先端に抜け止めをする場合は+1mm

Aコネクタ用のコンタクトピンの折ってあるところを伸ばし、銅板にはんだ付けする。

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Bイヤホンコード(メス)をコンタクトピンに取り付ける。
  ※ラジオペンチでていねいに締め付けましょう。

Cイヤホンコードの細線(銅色と緑色)を銅板にはんだ付けする。
  ※はんだ付けをすることで、絶縁被覆が溶けます。
  ※赤色のコードは切っておきましょう。

D両面テープを4枚重ねにし、2枚の銅板を接着する。
 ※極板から両面テープがはみ出るようにしてから、
  はみ出たところをはさみで切り取って下さい。

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E熱収縮チューブ(φ8×15)をつけて、はんだごてでていねいに熱する。
 ※本当はヒートガンで温めると良いのですが。

F極板の先端から10mm程度(単3用)のところで折り曲げる。
  ※単4では9mm程度です。

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G回路計(テスタ)で絶縁を確認する。
  2つの極板にテスト棒を当てて抵抗を測定する。
   針が振れない(∞Ω) → ○  針が振れる → ×

Fテスト使用
 BDアダプタの極板を電池の+極側に入れる。
 ※−側でも可能だが傷みやすい)
 ※すき間ができるように電池を押さえてから挿入するとやりやすい。

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【改良点のまとめ】
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 ○コンタクトピンや絶縁用の熱収縮チューブを使うことで、はんだ付けの部分や折り曲げ部に負担をかけないようにしたこと。
 ○先端部を折り返すことによって、抜けにくくしたこと。

【頒布について】

 今回の改良に伴って製作したBDアダプタと、その材料はJA教育研究会より頒布されています。





改良プッシュライトスイッチ     ↑トップ↑

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 ※スイッチ外部の電源の電流をON/OFFをするスイッチです。内部のLEDは点灯しません。
 ※ボタンが押されたときONで固定され、もう一度押すとOFFになります(オルタネートロック型)
 ※断面積の細い通信ケーブルを利用していますので、直流6V以下、100mA以下での使用に限定すること。
   (例)1モータの小さなおもちゃ、4個までの電池式LEDランプ
 ※交流や、電圧/電流の大きなものに使用すると発熱・発火の危険性がありますので使用しないこと。

【材料】
 ○プッシュライトスイッチ
 ○イヤホン延長コード
 ○はんだ

【製作に必要な工具】
 ニッパ、はんだごて、細いドライバ(#1)、三ツ目ぎり、回路計

【製作手順】

@裏側の小ねじをドライバ(#1)で4本抜く。
  ※ねじ山を壊さないようにしっかり押しつけて回して下さい。
   壊すと抜くのに相当苦労します。

Aライトの外枠に、三ツ目ぎり等で穴を開ける。
  ※ねじ部の間で、高さは真ん中ぐらいがよいでしょう。

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Bイヤホンコードを通し、抜け止めに1回くくる。

C中の基板を取り外し、基板と電池ボックスをつないでいる線とイヤホンコードの赤線を切断する。

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Dイヤホンコードの緑色の線を基板にはんだ付けする。
  ※はんだ付けをすることで、絶縁被覆が溶けます。

Eスイッチから電池ボックスへ接続されているコードにイヤホンコードの銅色の線をはんだ付けする。

Fスイッチが動くように組み立てる。

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G裏側の小ねじを4本をとめる。

H回路計(テスタ)で導通を確認する。
  ピンの先端にテスト棒を当てて抵抗を測定する。
   スイッチを押すと振れない(∞Ω)/スイッチを押すと針が振れる → ○

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【頒布について】

 今回の改良に伴って製作したプッシュライトスイッチと、その材料はJA教育研究会より頒布されています。


改良プッシュライトスイッチB型     ↑トップ↑

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 ※スイッチ内部の電源の電流をON/OFFをし、外部機器を操作するスイッチです。
 ※ボタンを押したときのみONになる((モメンタリ型)ように、内部スイッチを交換しています。
 ※ONの時のみ、内部のLEDは点灯します。
 ※断面積の細い通信ケーブルを利用していますので、直流6V以下、100mA以下での使用に限定すること。
   (例)1モータの小さなおもちゃ、4個までの電池式LEDランプ
 ※交流や、電圧/電流の大きなものに使用すると発熱・発火の危険性がありますので使用しないこと。

【材料】
 ○プッシュライトスイッチ
 ○イヤホン延長コード
 ○ステレオジャック
 ○マイクロスイッチ
 ○はんだ

【製作に必要な工具】
 ニッパ、はんだごて、細いドライバ(#1)、三ツ目ぎり、回路計

【製作手順】



【頒布について】

 今回の改良に伴って製作したプッシュライトスイッチと、その材料はJA教育研究会より頒布されています。


スマートタッチセンサー     ↑トップ↑

このタッチセンサーは安価(税込920円)で手に入る優れものです。

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○プラスチック容器に内蔵していても、外からタッチするだけで操作できます。もちろん指だけでなく足でもあごでも、頭のてっぺんでも。

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○4つのセンサーがついているのでアイデア次第でプログラムを変えて、色々なものに使えます。

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○このセンサーはテクノキットから購入できます。

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