計測ボード「けい坊」


各部の名称と主なはたらき

計測ボード「けい坊」の各部の名称
◆マイコン
●マイコン(ATmega168pを標準装着)にプログラムを書き込むことによって、様々な入出力制御命令を行う。 ●ATtiny2313よりも高位機種なので、AD変換などが可能。

◆入出力端子
●hidapio学習回路(HIDaspx)を使ってマイコンの計測データをパソコンに取り込んだり、パソコンで作成したプログラムをマイコンに書き込むための端子。
●上から NC,GND,Vcc,SCK(PB7),MOSI(PB6)、MISO(PB5)、RST(PB4)
◆出力端子
●最下部
 ・他のボードを制御するための端子。
 ・左から RST,GND,Vcc,PD7,---,PD0,PC0
●中央部
 ・圧電ブザー(発振回路なし、他励式)などを接続する端子。
 ・左から Vcc,PB2
◆センサ端子
●温度センサ(LM35DZを標準装着)やCdSなどのセンサをつないだりすることが可能。

  
◆電源端子
●HIDaspxを使ってパソコンから電源が供給されないときに、5V電源をつなぐ端子。左から GND,Vcc
●単3×3でも動作可能。
◆デジタル表示部
●「-19〜99」までの数字で、測定結果や操作の内容を表示する。
◆リセットボタン
●電源投入後、動作プログラムをリセットする。
●標準仕様プログラムでは、メニューの選択前に必ず押します。
◆スタートボタン
●各種操作を開始する。
◆ストップボタン
●各種操作を終了する。
●標準仕様プログラムではメニュー選択ボタンにもなる。
◆ディップスイッチ
●温度補正や時間などの条件等を設定する。


詳細説明
◆回路図

◆マイコン設定
●マイコン
・ATmega168p
●fuse設定
・low:FF high:D5 ext:F9
●周波数
・12MHz
◆ポートの接続
●7セグメントLED
・PortD 0 - 7 (a,b,c,…dp)
・PortB 0 (桁制御 1位) PortB 1 (桁制御 10位)
●タクトSW
・PortB 4 (スタートボタン) PortB 5 (ストップボタン) RST (リセットボタン)
●ディップSW
・PortC 1:4 (1…4)
●センサ
・PortC 5
●出力(下)
・左から RST , GND , Vcc , PortD 7 , --- , PortD 0 , PortC 0
●出力(中央)
・左から Vcc , PortB 2

◆外部電源
●推奨電圧
・直流5V
●代替電圧
・直流4.5V(1.5V×3)
◆温度センサ
●LM35DZ
摂氏(℃)に比例した電圧出力
例: 0℃→0V 20℃→200mV
・測定温度範囲:0〜100℃
・精度:±1℃
・温度係数:10.0mV/℃
・電源電圧:DC4V〜20V 低消費電流:60μA
・低出力インピーダンス:0.1Ω
・T0-92パッケージ
●LM60
・出力形式:アナログ
・動作電圧:DC2.7V〜10V
・測定範囲:-25〜+125℃ 1℃当たり6.25mV
・誤差:±2℃(@25℃)
・パッケージ:TO−92